Windowsなどでディレクトリ階層を表現するときにつかえる記号と、記号を変換するときの読み方をまとめました。
## Microsoft IME でディレクトリ階層を表現する記号を変換するときの読み方
Microsoft IME でディレクトリを表現する記号を変換するときの読み方は以下になります。
読み方 | 文字 | 文字(環境依存) |
---|---|---|
たて | | │ ┃ | ∥ | ¦ ¦ ┆ ┇ ┊ ┋ ╎ ╏ ║ ╵ ╷ ╹ ╻ ╽ ╿ ❘ ❙ ❚ |
たてみぎ | ├ ┝ ┠ ┣ | ┞ ┟ ┡ ┢ ╞ ╟ ╠ |
たてひだり | ┤ ┥ ┨ ┫ | ┧ ┦ ┩ ┪ ╡ ╢ ╣ |
よこ | ─ ━ | ┄ ┅ ┈ ┉ ╌ ╍ ═ ╴ ╶ ╸ ╺ ╼ ╾ |
よこうえ | ┸ ┴ ┷ ┻ | ┵ ┶ ┹ ┺ ╧ ╨ ╩ |
よこした | ┬ ┯ ┰ ┳ | ┭ ┮ ┱ ┲ ╤ ╥ ╦ |
みぎうえ | ┐ ┓ | ˥ ⏋ ┑ ┒ ╕ ╖ ╗ ╮ |
みぎした | ┘ ┛ | ˩ ⏌ ┙ ┚ ╛ ╜ ╝ ╯ |
ひだりうえ | ┌ ┏ | ⎾ ┍ ┎ ╒ ╓ ╔ ╭ |
ひだりした | └ ┗ | ⎿ ┕ ┖ ╘ ╙ ╚ ╰ |
まんなか | ┼ ┿ ╂ ╋ | ┽ ┾ ╀ ╁ ╃ ╄ ╅ ╆ ╇ ╈ ╉ ╊ ╪ ╫ ╬ |
ふとわく | ┏┳━┓ ┗┻━┛ | |
ほそわく | ┌┬─┐ └┴─┘ | |
けいせん | ─ ━ │ ┃ ┌ ┏ ┐ ┓ └ ┗ ┘ ┛ ├ ┝ ┠ ┣ ┤ ┥ ┨ ┫ ┬ ┯ ┰ ┳ ┴ ┷ ┸ ┻ ┼ ┿ ╂ ╋ |
⎿ ⏌ ⎾ ⏋ ⏉ ⏊ |
ディレクトリを表現する記号は「細文字」と「太文字」と「細文字と太文字が組み合わされたもの」があります。
記号には「文字」と「文字(環境依存)」があります。
「けいせん」で変換するとディレクトリを表現する記号のほとんどが表示されます。
## Google日本語入力 でディレクトリ階層を表現する記号を変換するときの読み方
Google日本語入力 でディレクトリを表現する記号を変換するときの読み方は以下になります。
読み方 | 文字 |
---|---|
たて | │ ┃ |
よこ | ━ ─ |
みぎうえ | ┐ ┓ |
みぎした | ┘ ┛ |
ひだりうえ | ┌ ┏ |
ひだりした | └ ┗ |
まんなか | ┼ ╋ ┿ ╂ |
ほそわく | ─ │ ┌ ┐ └ ┘ ┬ ┴ |
ふとわく | ━ ┃ ┏ ┓ ┗ ┛ ┳ ┻ |
けいせん | ─ ━ │ ┃ ┼ ╋ ┿ ╂ ┌ ┐ ┏ ┓ └ ┘┗ ┛ ├ ┝ ┣ ┠ ┤ ┫ ┨ ┥ ┬ ┳ ┯ ┰ ┴ ┻ ┸ ┷ |
Google日本語入力も「けいせん」で変換するとディレクトリを表現する記号のほとんどが表示されます。
「けいせん」で表示される記号は32種類あります。
## コピペで使えるディレクトリ階層の記号_細字と太字
ディレクトリ階層の細字と太字でよくつかう記号になります。
─ │ ┌ ┐ └ ┘ ┬ ┴ // 細字
━ ┃ ┏ ┓ ┗ ┛ ┳ ┻ // 太字
## コピペで使えるディレクトリ階層の記号_インデント(行頭の字下げ)が1文字目まで
1文字目までをインデントにしたディレクトリ階層を記号で表したものです。
root/
├dir1/
│ └dir1/
├dir2/
│ └dir2/
└dir3/
└dir3/
root/
├─dir1/
│ └─dir1/
├─dir2/
│ └─dir2/
└─dir3/
└─dir3/
root/
├─dir1/
│ ├─dir1/
│ └─dir2/
├─dir2/
│ ├─dir1/
│ └─dir2/
└─dir3/
├─dir1/
└─dir2/
root/
┣dir1/
┃ ┗dir1/
┣dir2/
┃ ┗dir2/
┗dir3/
┗dir3/
root/
┣━dir1/
┃ ┗━dir1/
┣━dir2/
┃ ┗━dir2/
┗━dir3/
┗━dir3/
root/
┣━dir1/
┃ ┣━dir1/
┃ ┗━dir2/
┣━dir2/
┃ ┣━dir1/
┃ ┗━dir2/
┗━dir3/
┣━dir1/
┗━dir2/
## コピペで使えるディレクトリ階層の記号_インデント(行頭の字下げ)が2文字目まで
2文字目までをインデントにしたディレクトリ階層を記号で表したものです。
root/
├dir1/
│ └dir1/
├dir2/
│ └dir2/
└dir3/
└dir3/
root/
├─dir1/
│ └─dir1/
├─dir2/
│ └─dir2/
└─dir3/
└─dir3/
root/
├─dir1/
│ ├─dir1/
│ └─dir2/
├─dir2/
│ ├─dir1/
│ └─dir2/
└─dir3/
├─dir1/
└─dir2/
root/
┣dir1/
┃ ┗dir1/
┣dir2/
┃ ┗dir2/
┗dir3/
┗dir3/
root/
┣━dir1/
┃ ┗━dir1/
┣━dir2/
┃ ┗━dir2/
┗━dir3/
┗━dir3/
root/
┣━dir1/
┃ ┣━dir1/
┃ ┗━dir2/
┣━dir2/
┃ ┣━dir1/
┃ ┗━dir2/
┗━dir3/
┣━dir1/
┗━dir2/
## コピペで使える記号で表現したディレクトリ階層_横
root/
┌───────────┼───────────┐
dir1/ dir2/ dir3/
┌──┴──┐ ┌──┴──┐ ┌──┴──┐
dir1/ dir2/ dir1/ dir2/ dir1/ dir2/
root
┌────────┼─────────┐
dir1 dir2 dir3
┌─┴──┐ ┌─┴──┐ ┌─┴──┐
dir1 dir2 dir1 dir2 dir1 dir2
root/
┏━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━┓
dir1/ dir2/ dir3/
┏━━┻━━┓ ┏━━┻━━┓ ┏━━┻━━┓
dir1/ dir2/ dir1/ dir2/ dir1/ dir2/
root/
┏━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓
dir1 dir2 dir3
┏━┻━━┓ ┏━┻━━┓ ┏━┻━━┓
dir1 dir2 dir1 dir2 dir1 dir2
## コマンドプロンプトでtreeコマンドで階層をつくる
コマンドプロンプトでtreeコマンドを入力するとディレクトリ構造を記号で表示することができます。
tree パス
例えばCドライブに「ルートディレクトリ」フォルダを作成し、その中に「ディレクトリ1」と「ディレクトリ2」フォルダを入れたもので`tree`を実行すると以下のようになります。
tree C:\ルートディレクトリ
フォルダー パスの一覧
ボリューム シリアル番号は xxxx-xxxx です
C:\ルートディレクトリ
├─ディレクトリ1
└─ディレクトリ2
表示されたディレクトリ記号をコピー&ペーストすることができます。