PHPで配列の先頭・最後に追加する方法を紹介していきたいと思います。
## 配列の先頭に要素を関数 array_unshift で追加する
配列の先頭に要素を追加するには関数array_unshift
(アリーアンシフト)をつかいます。
array_unshift(配列名, 要素1, 要素2, …);
配列名
要素を先頭に追加する配列名を書きます。
要素
先頭に追加する要素を書きます。
複数の要素をかく場合は、「,
」(カンマ)で区切ります。
$kago = ['イチゴ', 'ミカン'];
array_unshift($kago, 'モモ', 'ナシ');
print_r($kago);
// 結果:Array ( [0] => モモ [1] => ナシ [2] => イチゴ [3] => ミカン )
関数array_unshift
の第一パラメータに配列kago
と書きます。
第二パラメータに'モモ'
と'ナシ'
と書きます。
配列kago
の添字[0]
の値にモモ
、添字[1]
の値にナシ
が追加されました。
で第2パラメータに指定した'モモ'
、'ナシ'
の順番がそのまま配列kago
の先頭に追加されます。
配列の最後に要素を関数 array_push で追加する
配列の最後に要素を追加するには関数array_push
をつかいます。
array_push(配列名, 値1, 値2, …);
配列名
要素を最後に追加する配列名を指定します。
値
最後に追加する要素をかきます。
複数の要素をかく場合は、「,
」(カンマ)で区切ります。
$kago = ['イチゴ', 'ミカン'];
array_push($kago, 'モモ', 'ナシ');
print_r($kago);
// 結果:Array ( [0] => イチゴ [1] => ミカン [2] => モモ [3] => ナシ )
関数array_push
の第一パラメータに配列$kago
を指定します。
第二パラメータに'モモ'
と'ナシ'
を指定します。
配列の最後の添字[2]
の値にモモ
、添字[3]
の値にナシ
が追加されました。
配列の最後に要素を = で追加する
配列の最後に要素を追加するには=
をつかいます。
配列名[] = 値;
配列名[]
要素を最後に追加したい配列名をかき、そのあとに[]
をかきます。
値
追加したい値をかきます。
$kago = ['イチゴ', 'ミカン'];
$kago[] = 'モモ';
$kago[] = 'ナシ';
print_r($kago);
// 結果:Array ( [0] => イチゴ [1] => ミカン [2] => モモ [3] => ナシ )
配列の最後に'モモ'
を追加します。
配列の最後に'ナシ'
を追加します。
配列の添字[2]
の値にモモ
、添字[3]
の値にナシ
が追加されました。
### 変数に代入してから追加する
追加したい値を変数に代入してから追加することもできます。
$kago = ['イチゴ', 'ミカン'];
$momo = 'モモ';
$nashi = 'ナシ';
$kago[] = $momo;
$kago[] = $nashi;
print_r($kago);
// 結果:Array ( [0] => イチゴ [1] => ミカン [2] => モモ [3] => ナシ )
変数momo
に'モモ'
を代入
変数nashi
に'ナシ'
を代入
配列kago
に変数momo
を追加
配列kago
に変数nashi
を追加
配列の添字[2]
の値にモモ
、添字[3]
の値にナシ
が追加されました。