コメントとは、コードを説明するメモを書いたり、コードを一時的に実行しないようにするものです。
コメントに指定した部分は実行されなくなります。
ソースコードをコメントに指定することを「コメントする」「コメントアウトする」とも呼ばれます。
コメントは「単一行」と「複数行」をコメントにするものがあります。
単一行のコメントの書き方
単一行のコメントを書くには、コメントにしたい文字列の前にダブルスラッシュ「//」を書きます。
// 文字列など
// ソースコードなど
ダブルスラッシュ「//」の後を行末までコメントになります。
単一行のコメントの書き方の例文
// 変数aに10を代入
int a; // 変数の宣言
a = 1; // 変数の初期化
コードの上や右にそのコードの説明をコメントで書いたりします。
int a;
// a = 1;
a = 2;
一時的にコードを実行させないように書くことができます。
この例では、「a = 1;」を実行させないようにコメントしています。
複数行のコメントの書き方
複数行のコメントを書くには、コメントしたい文字列を「/\*」と「\*/」で囲みます。
/*
文字列など
ソースコードなど
*/
「/\*」と「\*/」で囲んだ部分が空白行を含めて全てコメントになります。
複数行のコメントの書き方の例文
/*
変数aを宣言
変数aに10を代入
*/
int a;
a = 1;
コードの解説を複数行で書いています。
/* 変数aを宣言
変数aに10を代入 */
int a;
a = 1;
「/\*」と「\*/」はコメントの前後に書くこともできます。
/*
// 変数aに10を代入
int a; // 変数の宣言
a = 1; // 変数の初期化
*/
コードを一時的に実行させないようにコメントしています。